結婚指輪のサイズ選び方のポイント

指輪のサイズ選び

結婚指輪は、ファッションリングとは違い、毎日欠かさず身に付けるもの。
また、二人の永遠の愛の証を表すだけに、万が一にもなくすわけにはいかない大切なリングです。
日常的に身に付けるものだけに、その人にぴったりと合うように、結婚指輪のサイズは、通常のリングに比べて、細かい調整ができるものがあります。
ここでは、結婚指輪のサイズを選ぶ際のポイントを紹介しましょう。

結婚指輪のサイズ選びの重要性

結婚指輪のサイズを選ぶ場合、ファッションリングと同じ視点で選んでも良いのでしょうか?答えは、「ノー」です。結婚指輪を選ぶ際に、「今まで○号サイズの指輪をつけていたから、同じで構わない」、と思い込んでしまうのは、非常に危険です。
結婚指輪は、外出のときだけでなく、日常的にはめるものですから、はめたまま炊事や洗濯なども行えるように、隙間なくフィットしたものを選ばなくてはいけません。
万が一ゆるいリングを選んでしまうと、水仕事の際に抜け落ちて流れてしまったり、パソコンのキーボードを打っているときに、くるくると回って外れたりしてしまい、指輪を紛失する原因になるかもしれません。

また、逆に細いリングを選ぶと、指に食いこんで跡がついてしまう、もしくは指輪の着脱ができなくなって、最終的に指輪を切断しなくてはならない、という事態になりかねません。
こういった事態を避けるために、結婚指輪のサイズは自分にフィットするものをしっかりと選ぶ必要があるのです。

結婚指輪のサイズの選び方

指輪のサイズの計測方法としてよく行われるのが、指に糸を巻き付けて印をつけ、長さを測るという方法です。
しかし、実は結婚指輪のサイズは、ミリメートル単位で決まっています。近しいサイズを選べば問題ないファッションリングとは違い、単位がかなり細かいため、自分で計るというのはかなり困難です。ましてや、直接メジャーを巻いたり、紙を巻いたりする方法では、どうしても誤差が出てしまいます。
基本的に、結婚指輪を扱っているお店には、指輪のサイズを計るためのリングゲージが用意されています。
こうしたリングゲージは、1号単位で用意されていることが多く、実際に指にはめたときの感覚を知ることができます。
幅の広いリング用と、細いリング用の2種類が準備されているところも多く、デザインによる感じ方の違いも体感できます。幅の広いリングは指の広範囲を覆うため、一般的に細いリングよりもきつく感じられるという特徴があります。
こうした違いまでしっかり考えた上で、サイズを選ぶことをおすすめします。

指輪のサイズを選ぶときの注意点

皆さんは、「普段のファッションリングでも、久しぶりに付けると、なんだかサイズが違う気がする……」という経験はありませんか?これは、体形の変化によるものの可能性もありますが、実は、季節による変化という場合もあるのです。
特に夏は体がむくみやすく、指輪もきつく感じられることがあります。一方、夏にぴったりだったはずの指輪が、冬になると緩くなってしまうというケースもあります。
また、一日の中だけで見ても、朝と夜では、指の太さは少し違ってきます。そのため、むくみがない状態のときに、サイズを選ぶことがポイントです。
指輪のサイズを選ぶときには、お昼前後の時間帯が一番指の太さに変化がない時間とされているため、この時間帯を選ぶか、違った時間帯で二度計測して比べてみるようにしましょう。
今回は、結婚指輪のサイズを選ぶ際のポイントをいくつか紹介しました。実際にどのサイズにするかは、自分たちでリングゲージを参考にして決めるのも良いですが、お店の人に相談をすれば、自分の指にぴったりのものを選ぶことができます。
指輪を選ぶプロのスタッフに、積極的に意見を聞いてみると良いでしょう。